袋ナットとは?

 

 
袋ナットの詳しい解説!
 

袋ナット 

 

 

袋ナット

 

 

上記の様にナットにも種類がありますが、通常品の袋ナットとは2種六角ナットに対し

球状のキャップを溶着した物です。これを3形2種と呼びます。

通常流通している袋ナットとは3形2種をさします。

形による違いは次の通り

        
  • 1形は、六角部とキャップ部とが一体型でねじの逃げみぞのないもの。
  • 2形は、六角部とキャップ部とが一体型でねじの逃げみぞのあるもの。
  • 3形は、六角部とキャップ部とを溶接したもの。

一体型とは袋ナット形状に成型し、ネジ部を切削するものです。

キャップ外れが無く高強度ですが、コストがかなりかかります。

3形の強度は通常使用には充分なので、3形が圧倒的に流通しています。

 

FUKURONUTZUMEN.PNG - 84,375BYTES

 

ねじの呼び

全高(m1)

許容差

ナット高(m)

許容差

二面幅(S)

許容差

M4

6.2

±0.25

3.2

-0.3

7

-0.2

M5

7.5

4

8

M6

9.5

5

10

M8

12.5

±0.3

6.5

0  

-0.36

13

0  

-0.25

M10

15.5

8

17

M12

18.5

10

19

0  

-0.35

M14

21.0

11

0  

-0.43

22

M16

24

±0.4

13

24

M18

27

15

27

M20

29

16

30

M22

32.5

18

32

-0.4

M24

35.5

19

0  

-0.52

36

 

 

上記の規格表は通常流通品(メートルねじ)のみです。

そのほかにも3種のナットや小型ナット、ウィット(インチねじ)等があります。